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虚ろな十字架 [日記]


虚ろな十字架 (光文社文庫)

虚ろな十字架 (光文社文庫)




東野圭吾氏の「虚ろな十字架」読み終えました.

その昔、「砂の器」や「人間の証明」を読み終えた時のように
静かに深く染み入ってくるような作品でした.

我が子を殺されたら犯人に何を望むのか.
そしてそれによって罪は贖えるのか、被害者は救われるのか.

最後のページを読み終えた時に、タイトルである
「虚ろな十字架」の意味を知ることになります.
そして表紙に掲げられた写真の意味も.

贖罪と救済のさらに先の議論を深く考えるきっかけになる一冊です.

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明日のアクションが変わる [日記]


明日のアクションが変わる 循環器救急の真髄 教えます

明日のアクションが変わる 循環器救急の真髄 教えます




国立循環器病センターにおける循環器救急、CCUでの治療
実際を教えてくれるテキストです.

従来のテキストにありがちな座学的内容のみならず
実際に国循CCUのカンファレンスの内容を再現した
実際に役に立つ知識と「明日のアクションが変わる」内容が
ちりばめられています.

ベテラン、指導医のみならず、若手医師、病棟スタッフ
カテ室スタッフの情報共有にピッタリです.

バイタルサインと血液ガスの分析に一章が割かれていること
循環器救急の初期対応であるPrimary Survey + E3が
詳しく書かれていることがこの本の特徴です.

PCPS管理の実際も詳しく書かれおり、まさに
自信を持って管理出来る内容です.

明日からの当院カテ室スタッフの必須図書となるでしょう.

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最後の医者は桜を見上げて君を想う [日記]


最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)

最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)




北杜夫先生や渡辺淳一先生の初期の医療を扱った作品を
読みつつ医師となった私の世代には、久しぶりに
読みごたえのある医療小説でした.

個人的な感想ですが、手塚治虫先生のかの有名な作品
ブラックジャック」へのオマージュを感じます.

ブラックジャックに登場するかのキリコを覚えてますか.

恩師 本間丈太郎が最後の時に弟子であり自らの患者でもある
ブラックジャックに向けた最後の言葉.

「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんて
 おこがましいとは思わんかね」

この世のあらゆる病気医学で全て完治出来ることを
目指して医療者は頑張っています.

いまだ不完全な医療の中で、大きな困難にあって
医療者も患者もどう考えるべきなのか.考えさせられます.

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Cardiac Critical Care [日記]

IMG_1640.jpg

週末はこの本で座学の予定です.日本語マニュアル本も便利なのですが
英語勉強もかねて、気分はグレイズ・アナトミーです.

ぎりぎり白衣のポケットに入る大きさです.最近はiPhone
電子書籍というパターンが多いのですが、まだまだ
電子化されていない書籍も多いんです.

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僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう [日記]


僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)

僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)




iPS細胞で有名となった山中伸弥先生、棋士の羽生善治先生等々
各界でエクスパートとなった先生方が、自らの学生時代の
苦労や失敗談について大学講義として語られたものです.

かの方々と私たちと一体どこが違うのでしょうか.

偉大な方々の、まだ何者でも無かった頃の悩み、失敗を
私たち自身の経験と重ねることで何かが得られる本です.

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女の機嫌の直し方 [日記]





家庭だけでなく、職場でも女性とのコミュニケーション
幸せな生活を送るために重要です.

この本は、巷の心理学本とは一線を画すもので
人工知能開発の経験をベースにした男女脳の解析から
わかってきた知見を紹介した本です.

男性にもわかるように女性脳の解説をしてくれると
言い換えてもよいでしょうか.

ちょっと自宅では読めない本ですね.
職場の女性たちには、全ての男性が読むべき!と言われました.
皆さん、勉強しましょう.

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人生の手引書 [日記]





先日ご逝去された渡部昇一先生の最後著作です.
そのタイトルは「人生の手引書」です.

まえがきの日付は平成29年3月となっています.
渡部昇一先生が最後に私たちに残してくれた
まさしく人生の導きの書となっています.

内容も容易な語り口で老若男女、あらゆる世代の方々が
この書を手にしてきっと救われる一説があると思います.

この国のことを考えて折られた先生らしく
昨今の世間を騒がせている話題にも通じる知恵があります.

もうこれから先に渡部昇一先生の新しい書を私たちが
手にする事は出来ないと思うととても悲しい気持ちになります.

何度でも読み返したい座右の書です.

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最強の地域医療 [日記]


最強の地域医療 (ベスト新書)

最強の地域医療 (ベスト新書)




財政破綻した夕張市で医療改革に尽力した有名な
村上智彦医師の新しい著作です.

ご自身が急性白血病となり抗がん剤治療や骨髄移植を含む
苛烈な闘病生活から生還が前偏部分では語られます.

医師からケアされる患者の立場になって初めて知った
医療の現状が紹介されています.
患者のためになっていない病院食、高齢者に対するケア不足
そして無駄に多すぎる病院等々.

書の後半部分では夕張での医療改革を踏まえて高齢社会にあるべき
新しい医療の形を提言されています.

夕張で、既得権益を守ろうとする勢力やマスメディアからの抵抗が
いかようなものであったか.

「恨みの世界」から「希望の世界」に変わるために何が必要か.
「過疎」と「地方消滅」の解決のために何がでいいるのか.

北海道が抱える「消滅可能性都市」の再生を医療から始めるために
それは日本や世界の医療を支えるための確かな一歩となるはずです.

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急速展開する僧帽弁閉鎖不全症治療のカッティングエッジ [日記]





国内でも導入が予定されている僧帽弁閉鎖不全症の
新たなカテーテル治療についてのテキストです.

MitraClipと呼ばれるMR治療のメッカであるドイツ
研鑽を重ねた金子先生の手になる意欲的な一冊です.

大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療TAVIに加えて
MitralClipによる爪母宇部閉鎖不全の治療が開始されれば
弁膜症へのカテーテル治療の幅が広がることになります.

今後、臨床応用される心不全、弁膜症の新たな治療も
紹介されています.
今後の医療の未来を知ることの出来る貴重な書です.

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自由をいかに守るか ハイエクを読み直す [日記]





「知的生活の方法」以来、学生時代からずっと読書を
通じての尊敬するべき氏であった渡部昇一先生.

今さらながら渡部昇一先生のこれまでの著作を時間を
推しんで読みふける毎日です.

「隷従への道」で統制や保護は自由と発展を阻害すると断じた
日本ではまだ十分に理解されていないハイエクを紹介した書です.

「自由主義こそが経済繁栄を生む」「自由は民主を凌駕する」
「統制と保護は発展を阻害する」「権力者は未来を見通せない」
福祉国家という罠」等々

経済が統制されることは、自由そのものが奪われることに等しいと
今まさに歴史が繰り返されようとしているこの時代に
10年以上前の書とは思えない内容に驚きます.

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